お米のQ&A

お米についてのよくあるご質問

※参照:全国米穀販売事業共済協同組合

お米の品種はいくつあるのですか?

A. 現在、日本で栽培されているうるち米(普段食べているお米)の品種は250種類前後といわれ、延べ約530産地品種銘柄が設定されています。(平成20年産の産地別主要品種) その中で、一番多く生産されているのが、「コシヒカリ」という品種です。 2番目が「ひとめぼれ」、3番目が「あきたこまち」となっています。(平成20年産水稲の品種別収穫量 調べ) 「コシヒカリ」「ひとめぼれ」「あきたこまち」以外に、「きらら397」「ヒノヒカリ」といった品種も聞いたことがあるかと思います。 さらに、良食味米、病害虫に強い品種、多収穫米品種などが農業試験場、民間企業で研究され、毎年新しい品種が誕生しています。 お米には、それぞれ食味・粘りなどの個性がありますので、自分の食の好みに合ったお米を発見してみて下さい。

ごはんが残ったときどうすればよいですか?

A.

余ったご飯はあたたかいうちに薄く平らにして水蒸気ごとラップに包むか、フリーザーパックで密閉して、冷ましてから冷凍するのがよいでしょう。このとき、1膳ずつ小分けにしておくのが便利です。解凍するときは自然解凍ではなく、凍ったまま電子レンジに入れて一気に加熱するのがよいでしょう。
冷蔵庫で保存する場合は、なるべく翌日までに食べるようにしましょう。ご飯のでんぷん質が変質するので、2日目ぐらいから再加熱してもふっくらしたごはんには戻りません。
ジャー保温は5時間が限度です。これは、長時間高温で保管すると、お米のでんぷん質に変質が起こり、黄ばみや特有のにおいが発生したりする原因となるからです。

 

どうすれば美味しく炊けますか?

A.

美味しくご飯を炊き上げるための、3つのキーワード「研ぐ」 「浸す」 「蒸らす」

【研ぐ】
お米を研ぐというのは、お米の表面のヌカやヨゴレを取るためです。
一番重要なのは、研いでいるときからお米は水分を吸収しますので、ヌカの臭いがお米に着かないよう、すすぎを手早く行うということです。

まずは、精米が入った釜に水をたっぷりと一気に加え、お米が流れ出ないようすぐに水を捨てて下さい。
それから、4~5回手早くかき回して、すぐに水を捨てます。
2回目以降も同様に手早くかきまわして水を捨てます。
この繰り返しを3~4回繰り返して下さい。
最近は、精米技術が進んでいますので、昔のように力をこめて米をすり合わせて研ぐ必要はありません。

【浸す】
研ぎ終わったら次にお米を水に浸します。
お米の芯までたっぷりと水を浸透させてから火にかけたほうが美味しいご飯が炊けます。水に浸すことでお米のデンプンが分解され糖が出るため、甘みのある美味しいご飯になります。
しかし、浸す時間が長すぎるとお米が水分を吸収し過ぎて、ベトついてしまいます。
お米に十分に水をしみ込ますためには、夏場でも最低30分、冬場なら最低1時間は浸して下さい(気象条件により浸透時間が異なりますのでご注意願います)。
研いでからすぐに火をかけてもご飯は炊けますが、少しかために炊き上がります。

【蒸らす】
最近の炊飯器は自動的に蒸らす機能がついていますが、その機能がついていない炊飯器であれば、すぐにフタを取らずに10~15分程度蒸らす必要があります。
これは、ご飯粒の水分が均一になるようにするためです。
炊飯器で炊き上がったご飯は、場所によって美味しさにムラがありますので、蒸らしが終わったら味を均一化するために手早く混ぜて下さい。また、ご飯に空気を入れることで「ふっくら美味しいご飯」が出来上がります。

お米の保存期間は?

A.

精米したお米は生鮮食品と同じです。

気温・保存状況によって美味しく食べられる期間が変わりますので注意しましょう。

春・秋・冬場では精米日から約1ヵ月から2ヵ月、夏場では約1ヵ月がおいしく食べられる期間の目安です。

密閉容器に入れて冷蔵庫に保存する場合はもう少し長く保存できます。

また、上記の目安を過ぎても、色や香りに異常がない場合は食べても問題ありません。

しかし、上記を目安に、お米を一度に大量購入せず、1ヵ月~2ヵ月で食べきることができるよう、小まめな購入をお勧めします。

ご飯にはどんな栄養がありますか?

A.

精米された白米は、その75%が炭水化物(大部分がデンプン)で、その他水分、たんぱく質、わずかですが脂肪、カルシウム、ビタミン類などが含まれています。

炭水化物は、私たちのエネルギー(熱や力)のもとになるものです。

たんぱく質の含量は7%程度で高くありませんが、お米に含まれる植物性たんぱく質は日本人にとって重要なたんぱく源の1つです。

ビタミン類は、私たちの体の調子を整えるために必要な栄養素です。

お米は、私たちのエネルギーの源になる炭水化物と、体を作るたんぱく質や体の調子を整えるビタミン類などを含んでいる大変栄養価に富んだ基本的な食べ物と言えます。


お餅についてのよくあるご質問

きれいなおもちの焼き方?

A.

おもちの上に指の先におしょうゆをつけてから、押します。

それからオーブンで焼くと、とてもきれいに焼けます。

お雑煮は、「すまし」か「味噌」か、どちらが多いですか?

A.

地域によって違いますが、「切り餅」文化の地域はすましです。「まる餅」文化の地域は両方あります。
関西は白味噌が多いですが、江戸時代に関東からお殿様が来られた地域ではすましも根づきました。お正月一日目が「白味噌」、二日目が「すまし」という様に両方召し上がる地域もよくあります。

お餅はどうやって食べると1番おいしくいただけますか?

A.

ポピュラーなのは、何度か醤油をつけて焼き、のりで巻いて食べる食べ方か、きな粉で食べる食べ方です。
また、砂糖醤油につけても良いですね。もちろん、おしるこ・ぜんざいに入れてもおいしく召し上がれます。
新しい食べ方で最近多いのは、チーズ系のメニューです。「おもちピザ」「おもちグラタン」などチーズとの相性がとてもいいです。
それから「天ぷら」にするのもいいですよ。おもちはあっさりした味わいなので、ちょっとしつこそうなチーズやバター、油には合うんですよ。 また、お好み焼のトッピング具材として使うのもちょっとしたブームになりつつあります。

お餅は太ると言われますが、本当ですか?また、なぜそのように言われるのですか?

A.

お餅は美味しいので、ついついたくさん食べてしまいがちです。自分が思っている以上にカロリーを取ってしまっているのです。
炊き立ての美味しいご飯を食べるとついついお替りしますよね。お餅は、加熱して温かい状態で召し上がるので、いつも美味しい状態で食べることのできる、食味的にはある意味、「お金のかからない贅沢なご馳走」とも言えます。
美味しいからと言って、食べ過ぎにはご注意ください。

お餅は常温で保存できますか?

A.

未開封状態であれば常温で1週間の保存が可能です。ただし高温多湿の場所は避けてください。
また、開封後はカビが発生する場合がございますので、冷蔵庫で保存のうえ、お早目にお召し上がりください。
冷凍していただくと1か月程度の保存が可能です。
万一、カビの発生や異臭などの異常が見られた場合はお召し上がりにならないようお願いします。

その他のご質問、気になることがございましたらお問い合わせページよりお問合せ下さいませ。

合同会社マサキ米店